特定非営利活動法人さい帯血バンクサポート宮城

特定非営利活動法人さい帯血バンクサポート宮城は、造血幹細胞移植を必要とする患者に適切な支援を提供することを目的として設立されました。平成26年に施行された「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」をベースに、白血病などの重い血液疾患を持つ患者の命を救うため、造血幹細胞提供の支援事業や、造血幹細胞移植に関する研究・啓発活動などを行っています。 法人名の「さい帯血バンクサポート」とは、臍帯血バンクを支援することから始まった活動で、現在は造血幹細胞提供を求める患者やその家族に対して、提供の方法や手続きの説明、そして献血を行うドナーの支援など、きめ細やかなサポートを提供しています。 特に、働く女性や若年層などのドナーを増やすことに注力しており、イベントやセミナーなどで啓発活動を展開しています。また、医療機関と連携し、治療に必要な情報を提供することも行っています。 代表者の土屋滋氏は、宮城県内での造血幹細胞移植の普及に長年取り組んできた経験を持ち、多くの患者や家族からの支持を受けています。法人設立から20年を超え、今もなお多くの患者やドナーの支援を行い、造血幹細胞移植に関する情報の発信源として、地域社会での存在感を高めています。 特定非営利活動法人さい帯血バンクサポート宮城は、医療・福祉の分野で社会貢献するNPO法人の一つとして、地域社会の発展に貢献しています。造血幹細胞移植に関する知識・情報を持ち、自分自身や家族が重い血液疾患にかかった際にも、迅速かつ適切な対応ができるように、今後も活動を続けていく予定です。