特定非営利活動法人空援隊

特定非営利活動法人空援隊は、2006年10月04日に設立されました。この法人は、戦後六十年以上に及んで未だに放置されている百万人以上の先の大戦による戦没者の御遺骨の現状を広く一般に伝えるための活動を行っています。具体的には、情報発信や講演会活動などによる情報提供や御遺骨場所の徹底した調査、拠点整備、回収作業を行い、一体でも多くの御遺骨を日本に持ち帰るための枠組作りに取り組んでいます。 また、関係団体との協力を通じて御遺骨情報の相互提供や収集作業の協同を促進し、現地行政府等とも協力しながら現地での埋葬等を通じて戦没者の慰霊や現地の人々との文化的な相互理解を図ることも重要な活動の一環としています。さらに、人材育成事業などを進めることで社会教育の推進や国際協力の活動にも貢献しています。 特定非営利活動法人空援隊は、長年にわたり放置されてきた戦没者の御遺骨の問題を解決するために積極的に取り組んでおり、戦争の遺産や命の尊さに対する啓発活動を行うことを使命としています。