ガーナ農林工芸振興協会
ガーナ農林工芸振興協会は、西アフリカの木材輸出国であるガーナ共和国の森林資源減少と生態環境の劣化に取り組む非営利団体です。協会は、現地の志ある民間人と協力し、日本の成型炭製造技術に基づいたオガ炭及び木炭の製造事業を展開しています。オガクズをオガ炭に再生することで、森林伐採による燃料材の需要を減らし、森林資源保全に貢献しています。 また、協会は都市部で廃棄されるヤシガラやプランティン茎皮などの植物質ゴミを炭化して再生し、都市型炭やきシステムの普及を推進しています。日本の炭やき技術を活用した都市型炭窯の開発や、アフリカモデルの有機ゴミ再生システムの提案・啓蒙活動を行っています。 さらに、協会は製炭技術研修学校を設立・運営し、都市型炭やき技術の実習や木炭の基礎知識の普及に取り組んでいます。木炭の有用性を伝えながら、木炭を用いた下水浄化や土壌改良、農業やマラリア蚊撲滅処方の研究・実験など、木炭化学のさまざまな応用についても研究を行っています。 ガーナ農林工芸振興協会の取り組みは、廃棄物を有用資源に変えるだけでなく、森林資源保全や衛生環境改善、農地の土壌改良にも貢献し、ガーナ国民やアフリカの国民に啓発の機会を提供しています。また、オガ炭製造の事業化により、地方や都市部に雇用と活気をもたらすことも期待されています。
ガーナ農林工芸振興協会の基本情報
会社名 | ガーナ農林工芸振興協会 |
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住所 | 東京都豊島区駒込一丁目6番8号 福寿ビル401 |
代表者名 | 和田 洽史 |
設立認証年月日 | 2010年01月06日 |
定款に記載された目的 | 西アフリカの木材輸出国ガーナ共和国では、年々森林資源が減少する一方で、排出される厖大なオガクズが、焼却や河川等への廃棄によって生態環境を劣化させている。本協会は、現地の志ある民間人と協同し、わが国の成型炭(オガ炭)製造技術を導入、オガ炭及び木炭の製造事業を設立する。オガクズを家事熱源のオガ炭に再生することで、伐採木材用途の90%以上を占める燃料材負荷を軽減し、森林資源保全に貢献する。 また本協会は、都市部で廃棄されているヤシガラ、プランティン茎皮等の厖大な植物質ゴミを炭化、熱源に再生する「都市型炭やきシステム構想」を推進するために、日本の炭やき技術による都市型炭窯を開発し、有機ゴミ再生システムのアフリカ・モデルを提案、啓蒙と普及を追求する。 また本協会は、新しい都市型炭やき技術の実習と木炭の基礎知識普及のために「製炭技術研修学校」の設立と運営を行う。都市型炭やきの普及は、木炭の有用性の啓蒙を伴いながら、木炭による下水浄化や土壌改良研究、あるいは木酢液による農業あるいはマラリア蚊撲滅処方の衛生研究と実験等々に波及するはずである。本協会は、そのための木炭化学研究機関創設への道筋を展望する。 本協会とガーナ民間人の提携による起業は、廃棄物から有用資源を生産するばかりでなく、この事業が森林資源保全につながること、あるいは木炭及び木酢液が衛生環境改善、農地の土壌改良に貢献することの意義をガーナ国民に、ひいては黒人アフリカ諸国民に啓発するだろう。本協会は、オガ炭製造の事業化が、衰弱した地方や都市部にささやかな雇用と活気をもたらすことも期待する。 |
活動分野 | 社会教育/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/国際協力 |
特定非営利活動に係る事業 | - |
その他の事業 | - |
事業年度開始日 | - |
事業年度終了日 | - |
法人番号 | 1012705001667 |
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