特定非営利活動法人　Ｎネット・ぐんま

特定非営利活動法人Nネット・ぐんまは、群馬県を中心に活動する栄養療法のネットワーク組織です。医療・介護従事者が参加し、地域連携を重視しています。組織は群馬県内の10の保健医療圏に世話人を配置し、地域の医療・介護における多職種の有機的で組織的な活動を展開してきました。スローガンとして「栄養はすべての疾患治療のベースである」という考えを共有し、地域連携のための組織を築いてきました。特に栄養管理に重点を置き、急性期から回復期、維持期までをカバーする地域一体型医療・介護体制の構築に取り組んでいます。 現在、日本は少子高齢社会を迎え、医療・介護のニーズは地域全体で支える社会構造への転換が求められています。医療・介護・福祉の連携はこれからの医療制度を支えるための不可欠な課題です。そこで、特定非営利活動法人Nネット・ぐんまは、「ぐんま栄養療法ネットワーク」としての経験と基盤を活かし、時代の要請に応えるためにNネットと名前を変え、特定非営利活動法人の設立に踏み出しました。これは、地域包括ケアシステムの実現に向けた舵取りであり、肥沃な土地を作り出すための基盤としての役割を果たします。 "N"の由来は、Nutrition（栄養）の頭文字を残し、Nippon（日本）、Neighborhood（近隣）などを意味しています。新たなNネットは、地域包括ケアシステムの時代のニーズに応えるために、今後も活動を展開していく予定です。