特定非営利活動法人　空き家コンシェルジュ

特定非営利活動法人 空き家コンシェルジュは、2013年5月8日に設立されたNPO法人です。代表者の有江正太氏のもと、空き家を所有する方や将来空き家になる可能性の高い独居高齢者世帯の住宅所有者、そして地域の安全や防災、地域振興に関心を持つ行政機関や地域組織、市民団体などに対して、様々なサポートを提供しています。 空き家コンシェルジュは、まず空き家・空き地に関する相談業務や定期巡回、維持管理業務から始まり、老朽化した建物のメンテナンス工事などのサポート業務を行っています。さらに、空き家・空き地の有効活用についての勉強会やシンポジウムを開催し、会報誌の発行や情報発信、各分野の専門家による研修なども行っています。これにより、適正な管理と住居の有効活用方法を提案しています。 また、空き家対策として、空き家バンクや各事業者との連携を図り、ストック住宅として住まいの創出を目指しています。これにより、現在住まいに困窮している低所得者や年金収入だけで生活をしている高齢者に対し、安心して居住できる住宅を提供することができます。この取り組みにより、空き家・空き地が適正に管理され、再生された住宅がストックされることで、一般の方々も利用しやすい地域環境整備が整い、定住者の促進につながります。また、住民が増えることで地域の活性化も促進し、まちづくりの推進を図り、経済活動の創出や社会全体の発展にも寄与することを目指しています。 空き家コンシェルジュは、奈良県を中心に全国の空き家・空き地に関する課題解決に取り組んでいます。