戦没者遺骨早期収容促進協議会

戦没者遺骨早期収容促進協議会は、2012年10月17日に設立されたNPO法人です。この法人は、先の大戦による海外および国内の激戦地で未だ収容されていない未帰還兵の捜索、戦没者の確認、そして放置された遺骨の早期収容を実現することを目的としています。 当法人の活動は自律かつ自立して行動し、遺骨の所在に関する情報収集や拠点整備、情報整理などを行います。必要に応じて日本国政府に関連する情報の提供と速やかな収容を働きかけるだけでなく、広く国民に対しても戦没者未収容遺骨の現状を知らしめるための情報発信や講演会活動などを継続的に行います。 また、当法人は戦没者遺骨情報収集や遺骨収容に従事する者に対して教育や実習を行い、人材育成にも取り組んでおり、関係団体との協力体制の構築も進めています。日本国民に対しては、先の大戦について学び実践する機会を提供することを通じて、社会教育の推進、災害救援活動、諸外国との親善と国際協力活動の健全な促進、人権の擁護、そして平和の推進を図り、公益の増進に寄与することを目指しています。